税理士試験 受験体験記 2年目

【2年目】

最初の試験が終わって、(たぶん、あかんかったな。)と思いました。

夏休みにできることをしよう!と思って、本屋さんに行きました。当時は、ネットでお買い物という時代ではなかったので、困ったことがあると、まず大型書店へ。

そこで、薄ーい「電卓練習帳」のようなドリルを購入。夏休みはひたすら、電卓の早打ち練習をしました。

税理士試験は、一科目2時間。時間内に解き終わるためには、電卓が遅いと終わりません。私は右ききなので、右手で電卓を打つと、字を書くときに、いちいちペンを持ち替えなくてはなりません。なので、左手で計算して右手で書く。そして、電卓を左手で見ないで打って、少しでも時間を節約しようと思いました。

夏休みの電卓特訓のおかげで、電卓を見なくてもちゃっちゃと打てるようになりました。試験会場のさざ波のような電卓音にも慣れました。たまに聞こえる、そろばんのジャーっていう音にも・・・(最初に聞いたときは、びっくりしたけど。🙀)

9月から結果が出る12月まで、相続税の速習コースを受講しました。

相続税、面白い!!こういうのをやりたかったのよー。

税法は簿記のハンディキャップがないから、普通に頑張れば、テストは100点とれちゃうし、条文暗記も面白い!!!なんか、税理士っぽいし!

しかし、12月の発表で、簿記論、財務諸表論が不合格だったので、1月からは相続税をやめて、もう一度簿記論、財務諸表論に戻る。相続税法さん、また来年😥

年明けは、お正月から自習室で勉強しました。このあと毎年7年。夫ごめん。

2度目の財務諸表論が面白くなってきたけど、簿記は伸びない。

ついに3月に簿記を切って、4月から財務諸表論1科目に絞って、今年は絶対最初の1科目を合格しようと決めた。受験仲間からは、「え?今から簿記切るの?何やってんの?」と言われましたが、その年はどうしても、1科目は合格したかった。2年連続合格科目0では、どう続けていいかわからない。

4月から1科目にしたので、気持ちに余裕が出て、大原のテキスト以外に、書店で売られていた税理士受験雑誌にも全部目を通した。会計人コースとか。今もあるのかな?春先から、税理士試験のヤマ特集のような記事があって、「商法」がヤマに上がっていました。

前の年の財務諸表論にも、商法の穴埋め問題が出題されていましたが、大原ではあまり商法を勉強しろと言われていなかったし、プラスアルファに手を出す余裕もなかった。

でも、情報通の友人が「去年も財表の本試験で商法でたけどさ、税理士受験生は誰もできなかったでしょ?でもね、公認会計士の受験生は、みんな商法を暗記しているから楽勝だったらしいよ。」と言っていたので、「えー?それって、もしかして、来年商法が出題されたら、すごいチャンスだよね?次は、絶対に全部埋めてやろう!」と思いました。

相変わらず、大原の財務諸表論の授業や模試では、商法をあまり熱心に勉強させていなかったので、もしも本番で商法がたくさん出題されたら、絶対合格できるチャンス!

模試の成績も上位成績者名簿にちょいちょい名前が出るようになっていた。

9割守って、1割攻める!

商法出たらいいなあ~と、試験の当日も、最後まで商法の条文を頭に叩き込む。

結果、商法が固めて出題されました!!(きたーーーー!!

他の受験生は対策していなかったし、覚えてさえいれば埋められる、美味しい出題でした。ほとんどの税理士の受験生は解けなかったはず。

会場をでてから、体が震えました。

12月。最初の1科目の合格通知を受け取りました!!

神様に、この勉強を続けていいよと、言われたような気がしました。